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「お金が戻ります」という電話はなぜ危ない?還付金詐欺の3つの手口と、ATMでしてはいけないこと

「医療費の払い戻しがあります」「保険料の還付金を受け取れます」——役所や年金事務所を名乗る電話で、ATMへ行くように言われたら、還付金詐欺を疑ってください。ここでは代表的な3つの手口と、今日からできる4つの備えを紹介します。
手口1:期限を理由に急がせる
「手続きの期限は今日まで」「今なら間に合う」と急がせ、考える時間を奪うのがよくある流れです。実は、本物の手続きで、電話の指示どおりにATMを操作させることはありません。急がせる電話ほど、一度切って確かめる価値があります。
手口2:ATMへ誘導し、携帯電話で操作を指示する
「近くのATMに着いたら電話をください」と言い、画面の操作を一つずつ指示してきます。言われたとおりに番号を入力すると、お金を受け取るのではなく、相手の口座へ振り込む操作になっています。ATMでお金が戻ってくることはない、と覚えておくのがいちばんの対策です。
手口3:役所・金融機関・警察など複数の人物が登場する
市役所の職員を名乗る人のあとに、銀行員や警察官を名乗る人から電話がかかってくる「劇場型」もあります。複数の人が同じ話をすると信じてしまいやすいのが落とし穴です。
今日からできる4つの備え
- 固定電話は留守番電話に設定し、知らない番号には出ない
- 番号表示や非通知拒否のサービスを使う
- 国際電話を使わないなら、国際電話の利用休止を申し込む(警察庁の「#みんとめ」の取り組み)
- 家族で「お金の話が出たら一度切って家族に電話する」とルールを決めておく
迷ったときの相談先
不審な電話を受けたら、警察相談専用電話「#9110」や消費者ホットライン「188」に相談できます。注意点は、相手が名乗った番号にかけ直すのではなく、自分で調べた公式の番号にかけることです。 高齢の家族がいる場合は、この記事の手口を一緒に読み、「ATMで還付金は受け取れない」という一点だけでも共有しておくと安心です。