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冬の暖房費を抑える7つの工夫:室温20℃の目安とフィルター掃除、エアコンを上手に使う理由

寒くなると気になるのが暖房費です。寒さを我慢するのではなく、設定温度や使い方を少し見直すだけでも、電気代やガス代は変わってきます。資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」で紹介されている目安をもとに、今日からできる工夫を7つにまとめます。
1. 室温は20℃を目安にする
資源エネルギー庁は、冬の暖房時の室温は20℃を目安にすることをすすめています。同サイトの試算では、外気温度6℃のときにエアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃に下げると(1日9時間使用)、年間で約53kWhの省エネになり、金額にして約1,650円の節約になるとされています。実は、1℃の違いでも、ひと冬続けると差が積み重なります。
2. 必要なときだけつける
同じ試算では、設定温度20℃のエアコン暖房を1日1時間短くすると、年間で約1,260円の節約になるとされています。誰もいない部屋を暖め続けていないか、必要以上に早い時間からつけていないかを一度見直してみましょう。
3. フィルターを月に1〜2回掃除する
エアコンのフィルターが目詰まりしていると、同じ暖かさを得るのに余分な電力を使います。省エネポータルサイトでは、フィルターを月に1回か2回掃除した場合、目詰まりしたままの場合と比べて年間約990円の節約になるという試算が紹介されています。手間が少なく、効果を得やすい対策です。
4. 厚手で床まで届くカーテンにする
暖房の熱は窓から逃げやすいため、厚手のカーテンを使うのが効果的です。同サイトでは、床まで届く長いカーテンの方が効果的だとしています。ドアや窓の開け閉めを減らすことも、暖まった空気を逃がさないポイントです。
5. 扇風機で暖まった空気を回す
足元が寒く感じる原因は、暖かい空気が天井付近にたまりやすいことにあります。扇風機を併用して暖まった空気を循環させると、設定温度を上げなくても暖かく感じやすくなります。
6. 室外機のまわりに物を置かない
見落としがちなのが室外機です。エアコンの室外機の吹出口の前に物を置くと、冷暖房の効果が下がります。植木鉢や荷物などでふさがれていないか確認しておきましょう。
7. ファンヒーター・こたつ・電気カーペットは使い方を工夫する
ガスや石油のファンヒーターは、室温が急には下がらないため、外出や就寝の15分くらい前に切るのがコツとされています。こたつは主に腰から下を温める機器なので、上半身は一枚多めに着込むと効率よく暖まれます。電気カーペットは床にじかに敷くと熱が床に逃げるため、下に断熱マットを敷くと暖房効率が上がります。
見直すときの注意点
よくある間違いは、寒いからといってすぐに設定温度を上げることです。資源エネルギー庁も、設定温度を上げる前に着る物を工夫するようすすめています。一方で、節約を意識しすぎて室温を下げすぎると、体調を崩す原因になりかねません。高齢の方や小さな子どもがいる家庭では、無理のない範囲で調整しましょう。暖房中も適宜換気をしてください。ここで紹介した金額はいずれも一定の条件での試算で、実際の効果は機器や住まい、地域、料金プランによって異なります。