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スマホをなくしたときにやること6つ:位置の確認・遠隔ロック・回線停止・届け出の順番と落とし穴

スマホが見当たらないと気づいた瞬間は、焦って何から手をつければよいか分からなくなりがちです。ただ、やるべきことには順番があり、最初の30分ほどを落ち着いて使えば、見つかる可能性を高めながら、個人情報や支払い機能の悪用も防ぎやすくなります。ここでは、なくしたと気づいてから届け出までの流れを、時間の経過に沿って整理します。
1. まずは本当になくしたのかを短時間で確かめる
最初の数分は、身の回りの確認に使います。カバンの内ポケット、上着、車の座席の隙間、直前に立ち寄った店のテーブルなど、最後に使った場面を思い出しながら順にたどると、意外な場所から出てくることがあります。近くに家族や同僚がいれば、自分の番号に電話をかけてもらいましょう。マナーモードでも、バイブレーションの音で気づけることがあります。 ただし、ここに長く時間をかけるのは禁物です。5分から10分探して見つからなければ、次の段階に進みます。
2. 位置情報で居場所を確認する
Androidなら「デバイスを探す」、iPhoneなら「探す」の機能を、パソコンや家族のスマホから使います。事前にスマホ側で機能がオンになっていて、端末の電源が入り、通信できる状態であれば、地図上におおよその位置が表示されます。表示された場所が自宅や職場なら、音を鳴らす機能を使って探せます。 注意したいのは、表示された場所が見知らぬ住所や他人の家だった場合です。自分で取り返しに行くのはトラブルのもとになるため、場所の情報を控えたうえで警察に相談するのが安全です。
3. 見つからない場合は遠隔でロックする
位置が分からない、あるいはすぐに取りに行けない場合は、同じ画面から端末をロックします。ロック画面にメッセージを表示できる機能もあるので、拾った人が連絡しやすいよう、家族の電話番号などを表示しておくとよいでしょう。 よくある間違いが、見つからないうちに慌ててデータを消去(初期化)してしまうことです。消去は最後の手段と考えてください。なぜなら、機種や設定によっては、消去したあとは位置を追跡できなくなるからです。見つかる見込みがほとんどない、あるいは盗まれた可能性が高いと判断したときに実行します。
4. 通信会社に連絡して回線を止める
端末が手元に戻らない可能性が高いときは、契約している通信会社に連絡して回線の利用を一時停止します。回線を止めておけば、第三者に通話やデータ通信を使われる心配を減らせます。多くの通信会社は、会員サイトや電話窓口から一時停止の手続きができ、端末が見つかれば再開できます。 あわせて確認したいのが、キャリア決済やスマホに登録している支払いサービスです。電子マネーやQRコード決済、クレジットカードを登録している場合は、それぞれの窓口に利用停止や再発行が必要かを問い合わせます。
5. 大事なアカウントのパスワードを変える
スマホにログインしたままのサービスは、端末を手にした人に使われるおそれがあります。メール、SNS、ネットショッピング、金融関係など、影響の大きいものから順に、別の端末でパスワードを変更します。 意外と見落としやすいのが、二段階認証の確認コードです。SMSで受け取る設定にしている場合、回線を止めるとコードが届かなくなります。パソコンなど別の手段でログインできるかを先に確かめておくと、慌てずに済みます。
6. 警察に遺失届を出す
落とした場所の近くの交番や警察署で遺失届を出します。拾われて届けられた場合に連絡を受けられるほか、あとで補償の手続きをするときに、届け出の受理番号を求められることがあります。 届け出では、機種や色、ケースの特徴、なくした日時と場所の見当などを伝えます。端末の製造番号(IMEI)が分かると照合しやすくなるので、購入時の箱や契約書類に記載がないか確認しておきましょう。 盗まれた疑いがある場合は、遺失届ではなく被害届の相談になります。状況をそのまま伝え、窓口の案内に従ってください。
あわせて、補償や保険の対象か調べる
端末の補償サービスや携帯電話向けの保険に加入していれば、紛失や盗難が対象になることがあります。対象になる条件や必要な書類はサービスによって異なるため、契約内容を確認し、決められた期限内に申請しましょう。
次に備えて今日できること
- スマホの「探す」機能がオンになっているかを確認する
- 画面ロックを設定し、推測されにくいパスコードにする
- 写真や連絡先を自動でバックアップする設定にしておく
- 通信会社と主な決済サービスの連絡先をメモし、スマホ以外の場所に保管する
- 二段階認証の予備コードを控え、別の端末からもログインできるようにしておく
なくしたときにどれだけ早く動けるかは、事前の準備で大きく変わります。まだ設定していない項目があれば、この機会に見直しておくと安心です。