退去費用の請求を確認する方法 — 入居時の記録と4つのチェックポイント

賃貸の退去時に届く原状回復費用の請求を、国土交通省のガイドラインの考え方と入居時の記録で確かめる手順をまとめました。

退去費用は「誰の負担か」で決まる

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、年月がたって自然に傷んだもの(経年変化)や、普通に暮らしていて生じる傷み(通常損耗)の修繕費用は、原則として貸主の負担とされています。

借主の負担になりやすいのは、故意・過失や通常とはいえない使い方による傷や汚れです(例: 物をぶつけてできた穴、手入れを怠って広がったカビ)。

請求書で確認したい4つのポイント

1. 入居前からあった傷や汚れが含まれていないか(入居時の記録・写真と照らす)。

2. 壁紙などの年数: ガイドラインでは壁紙・クッションフロア・カーペットは6年で価値が1円まで下がる例とされ、長く住むほど借主の負担割合は小さくなります。

3. 張替えの範囲: 補修は傷のある一面(㎡単位)が目安とされ、部屋全体の張替えには理由の説明を求められます。

4. ハウスクリーニング: 通常の清掃は貸主負担が原則です。契約書の特約に明記され、説明を受けていたかを確認しましょう。

いちばん効くのは入居日の記録

入居した日に、部屋ごと・箇所ごとに傷や汚れを写真とメモで残しておくと、退去時に「入居前からあった」ことを示しやすくなります。記録した日時が残ることが大切です。

へやカルテは、その記録を部屋別のチェックリストで残し、退去時の比較・請求書のチェック・日付入りのPDFレポートまでつなげるアプリです(アカウント不要、記録は端末の中だけ)。

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よくある質問

入居前からあった傷の修理費を請求されたら?

入居時の記録(日付入りの写真・メモ)を示し、その項目を請求から外すよう内訳の説明を求めましょう。

日本語での交渉が不安なときは?

へやカルテには、管理会社に送る日本語の確認文を作る機能があります(Premium)。困ったときは消費者ホットライン「188」にも相談できます。

このページは法的な助言ですか?

いいえ。一般的な考え方の紹介です。個別の契約や費用負担の判断は、契約書と専門家・相談窓口でご確認ください。

関連ガイド

出典: 国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」

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